食生活の乱れから「若白髪」

「若白髪」をつくる食生活の乱れとしては、インスタント食品や脂肪分の多いジャンクフード、スイーツの食べ過ぎによる栄養不足が挙げられます。髪のための栄養素に限っていうと、母細胞や色素細胞の働きを促進するミネラルをはじめ、アミノ酸、ビタミンなどが不足してしまうことにより「若白髪」が起こるのです。

 

中でも、「銅」「カルシウム」「亜鉛」は、髪の健康にとって非常に大切な栄養素といえます。まず、「銅」は、髪の構成要素であるアミノ酸の一つ、チロシンをメラニン色素に変える酵素、チロシナーゼの働きを助けるために必要不可欠な要素。「若白髪」の防止のためには、積極的に摂る必要があります。

 

若白髪予防に効果がある食材

 

「銅」を多く含む食材としては、穀類では、蕎麦や玄米、いも類では、さつまいもや自然薯、野菜では、ごぼうやくわい、バジル、ニンニク、パセリ、唐辛子となっています。魚介類では、にぼし、エビ、カニ。海藻類では、干し海苔、青海苔、味つけ海苔、ひじき、牡蠣。きのこ類では、干し椎茸、ほんしめじ。

 

果物では、あんず、プルーン、レーズン、豆類では、納豆、木の実では、ごま、アーモンド、ひまわりの種。「銅」を含むおやつなら、ココアやチョコレート、きな粉が。もちろん、糖分の摂り過ぎには注意が必要ですが…。

 

併せて、黒髪をつくるメラノサイトの活性化に欠くべからざる栄養素「カルシウム」の摂取も大切です。「カルシウム」を含む食材は、卵、パルメザンチーズ、干し海老、ごま、しらす干し、プロセスチーズとなっています。

 

「亜鉛」は、髪の成分であるたんぱく質の合成に必要な栄養素。牛肉、鶏肉、豚肉、卵、牡蠣に含まれています。食事からの摂取も大切ですが、薬剤師さんなどに相談して、「銅」「カルシウム」「亜鉛」を配合したサプリメントの摂取も検討しましょう。

 

クリニックに「脱毛外来」はありますけれど、「白髪外来」はないのですよね。自助努力が必要なのです。お子さんが同じ屋根の下に暮らしているのでしたら、やはり、毎日の食事からの栄養摂取は、親が心を配ることが大切なのではないでしょうか。