皮脂を取り除く「揉み出し洗い」

頭皮の毛穴周りの汚れを落とす

 

美髪を保つために、「なで洗い」と合わせて重要なのが「揉み出し洗い」です。「弱く・細かく・優しく」が基本の「なで洗い」とは逆に、「揉み出し洗い」はシャンプー時に頭皮、特に毛穴周りにこびりついた皮脂汚れを浮かせるための、かなり強い洗い方になります。

 

眼では見えないのですが、頭皮の毛穴周りが汚れている方は非常に多いので注意しなければいけません。頭皮の毛穴は、顔の毛穴の約7倍程の大きさです。毛穴の奥には皮脂がたっぷりと溜まっていますので、シャンプー時にこれを絞り出してあげるような、しっかりした洗い方が必要になってくるのです。

 

この頭皮についた皮脂を除去するための洗い方が、ここで紹介する「揉み出し洗い」なのです。まず、両手の指の腹を頭皮に密着させます。そして、左右の指先が軽く交差するように、両手を置きます。

 

次に、指の腹をぎゅっと頭皮に押し当てた状態で、左右の指を近づけていきます。これによって皮脂をぎゅ〜っと絞り出すように、頭皮を寄せていくのです。この時、気をつけなければならないのが指で頭皮をこするのではなく、指と一緒に頭皮も動かしてマッサージするようにおこなっていきましょう。

 

強い圧は加わりますが、頭皮の表面をこすっている訳ではないので、頭皮がダメージを受ける心配もありません。ポイントは、頭蓋骨から頭皮を剥がすようにおこなっていくことです。血行も良くなり薄毛や白髪の予防にも役立つでしょう。

 

頭皮の健康をチェック!

 

揉み出し洗いをおこなっていて、自分が思ったよりも頭皮が動かなかったり、部分的に固くなっているという方は注意が必要です。特に耳から上(帽子を被ると隠れる部分)、帽状腱膜は自分で動かすことが出来ない部分になりますので、何もせず放っておくと硬くなる一方です。

 

パソコンなどで目を酷使している現代人の場合、カチカチに固くなっているケースも珍しくありません。固くなったまま放置しておくと髪の成長にマイナスなだけでなく、血流が悪くなって頭の回転が鈍る原因にもなってしまいます。

 

髪のためにも頭皮のためにも、ひいては健康のためにもしっかり「揉み出し洗い」をすることをおすすめします。シャンプー時だけでなく、髪が乾いた状態でも効果的なので、日常的におこなっていくと良いでしょう。