「白髪染め」の順番にはルールがある?

パッチテストを済ませて、はじめて、髪に白髪染めを塗布する段階となります。

 

ビニール手袋をはめる前に、すませておきたいことは、髪をよくとかしておくこと。液をつけた後、髪をとかしてなじませていくのですから、事前に櫛どおりをスムーズにしておくことは、とても大切です。

 

さて、いよいよ、「白髪染め」スタートです。ビニール手袋をはめ、箱の中から目の前に薬剤とマニュアルを置きましょう。液の塗布は、白髪が最も目立つ部分…分け目、生え際、前髪からはじめましょう。

 

この部分は、たっぷりと液をつけることによって、よく染まります。けれど、クリームで保護した顔の皮膚との境目ですから、うっかり液を付着させてしまうと、とても目立ちますから、誤って付着させないよう、注意が必要です。2〜3cmほどの幅に髪を分け、最後に毛先を塗布し終えたら、今度は次の部分の髪を分け、順を追って染めていきます。

 

この作業を繰り返したら、合わせ鏡をして、襟足の髪を染めていきます。襟足の根元から塗布したら、先ほどと同じように、2cmずつ分けて、毛先まで液を伸ばしましょう。先の生え際と同じく、襟足にも、液をたっぷり塗布することが、しっかりと染めていくのがコツです。

 

塗布の時間は5分くらいが適切とされています。最後に、全体的にコームでとかし、額や生えぎわなどはとくに丁寧にとかしましょう。液を付着させた後の放置時間は、必ずしもマニュアル通りとは限りません。髪のタイプによって、若干ずつ、異なってきます。

 

「白髪染め」にせよ、お洒落染めの「ヘアカラー」にせよ、染まりやすいのは、髪が細く、柔らかい人。また、髪が傷んでいる場合にも、色がつきやすいといわれています。この場合は、放置時間はマニュアル通りで問題ありませんし、コームでといて様子を見て、色がついているようでしたら、早めに終了させてもよいでしょう。

 

反対に、髪が健康で、太くて硬い場合は、色がつきにくくなります。放置時間を、マニュアルに記載された10〜15分くらい長めにとることによって、しっかりと色がつきます。

 

放置時間が終了したら・・・

 

放置時間が終了したら、いよいよ、液を洗い流す段に入ります。「白髪染め」の色が出なくなるまで、ぬるま湯で丁寧にすすぎます。その後、地肌を刺激しないよう、シャンプーとトリートメントを行います。

 

シャンプー時の注意点としては、熱いお湯と石けん成分のシャンプーを避けることが挙げられます。熱いお湯を使うと、髪に残るべき染料まで流れ落ちてしまったり、頭皮への刺激となることもあります。また、石けん系のシャンプーは、色落ちの原因となります。

 

シャンプーが終わったら、タオルでそっとたたくように髪の水気を取り除きましょう。その後、ドライヤーを使用するわけですが、熱めの温風で高出力に設定することはやめて、冷風を当てて、短時間ですばやく乾かすようにすることが大切です。

 

このとき、髪を乾燥させずに濡れたままにしておいたり、タオルドライしたまま放っておくと、染料が落ちて皮膚や洋服に付着することがありますので、必ず、ドライヤーを使って乾かすことが必要です。

 

ドライヤーのあて過ぎは、髪と地肌を乾燥させ、ダメージのもととなるため、気をつけましょう。これで、「白髪染め」はひととおり、終了です。

 

ムラなく、全体的に、生え際や、襟足のあたりにも、きれいに色がつきましたか?皮膚への付着はありませんか?ひととおり、チェックしましょう。

 

もし、「白髪染め」液が皮膚に付着していることに気づいたら、助っ人があります。液を除去してくれる『ウェットリムーバー  オフトケア』(イリヤ化学)という製品です。ウエットティッシュのようなケースに入っていて、キャップを開けると、すぐに必要分が取り出せ、便利です。自宅で「白髪染め」や「ヘアマニキュア」をする機会の多い方は、常備しておくとよいかもしれませんね。